上鶴間の西に位置する首都圏の大動脈「国道16号」は良くも悪くも付近の住民にとって関わりの深い道路です。 国道16号は、起点・終点ともに横浜に位置する神奈川・東京・埼玉・千葉をまたがる全長338.9kmの東京環状線です。 |
国道16号線を巡る小説家の 自動車冒険旅行記。 |
|
国道16号沿線の ロードサイド商業の実態を基に,その生い立ちから現在までの変遷,そして将来の展望を探る |
もうひとつの「境」川
そんな国道16号線なのですが、ネット上で調べてみると、その存在に関して「有事」にまつわる事柄が多いのに気づきます。 相模原においては、東京都との都県境に隣接するように縦断しているため、東京消防庁と相模原市との間に「消防相互応援協定」なるものが結ばれ、火災、または災害時には16号線を基準とした協力体制が取り決められています。 上鶴間の場合、相模原市のうち国道16号線以東で起きた火災及び事故では東京都側からの、町田市内町田街道以西の火災及び事故においては相模原市側からの応援体制が整えられています。 |
![]() |
|
東京都総務局HPより転記 消防組織法(昭和22年12月法律第226号)第21条の規定に基く,〔東京都(東京消防庁)と相模原市(相模原市消防本部)との消防相互応援協定〕 第1条 消防組織法第21条の規定に基く東京消防庁(以下「甲」という。)と相模原市(以下「乙」という。)との消防相互応援は,この協定の定めるところによる。 (昭46消防庁告示2・一部改正) 第2条 この協定は,火災発生の際,甲乙相互の消防力を活用してその被害を最小限度に防止することを目的とする。 第3条 相互応援の方法は,次のとおりとする。 (1) 普通応援 ア 火災出場 【別表】に定める区域内に発生した火災を受報又は覚知した場合は,応援側から1隊出場するものとする。 イ 救急出場 【別表】に定める区域のうち,国道16号線(八王子バイパス)に発生した救急事故を受報又は覚知した場合は,応援側から1隊出場するものとする。 (2) 特別応援 甲又は乙の管轄区域内に大火災又は集団災害等が発生した場合は,前号にかかわらず被応援側の長の要請又は応援側の状況判断により応援するものとする。この場合における応援隊数等については,応援側において決定するものとする (平5消防庁告示8・全改、平9消防庁告示10・一部改正)
| ||||||
また、東京を中心とする大震災発生時(いわゆる関東大震災でしょうか?)は、震災発生直後に交通の混乱を防止し、救出・救護活動を迅速に行うために、「第一次交通規制*」の基点となる道路になります。
「第一次交通規制」
国道16号線の西側から都心方向へは車両進入禁止。
多摩川、国道246号線および環状7号線を結ぶ内側の区域は、全面車両通行禁止。
国道16号線以東の都県境では、車両の都内への流出入が禁止。
16号線が都心からどれほど離れているか(急行電車で30分はかかります)を想像できるならば、その車両進入禁止範囲がかなり広いと感じることでしょう。
以上のように、16号線を基点に様々な防災体制が取り決められている現状を見ると、16号線はさながらもうひとつの「境」川といえる存在と言えるのではないでしょうか(もっともこちらは大河ですが)。
国道16号線の裏の顔?
国道16号線沿線には自衛隊駐屯地を始め、主な米軍基地が集中しています。 |
![]() |


